新・大堀鏡その8
通学路清掃
期末テストが終わり、みんな嬉しいのか疲れているのかよくわからない顔の中、通学路清掃をした。去年の通学路清掃は雨のため中止になったため、1,2年生とも初めてである。
7人中5人が体操服で、気合い十分だ。
まず、踏切まで歩いてそこから帰り持ってゴミを拾おうとの先生の指示だった。しかし、いつの間にか路肩の落ち葉を下かき集めていた。そこにO先生がいらっしゃって、「腐葉土になるから公園に捨てたら」との助言をいただいた。
そのあと次々と見つかるゴミ、ゴミ、ゴミ。使い掛けのシーブリーズ、錆びきった空き缶、そして大量のタバコ。歩きタバコって確かに多いなと感じた。
踏切の前に来て、ここでは面白い発見をした。石垣に空いてある排水用の穴から見つかるゴミ。時には火ばさみでも届かない距離のところにに挟まっている物もあり、がっきー曰く「どんだけ入れたいねん。俺たちを試してるんやな。」と。そうやって穴からゴミをほじくり出して楽しんでいると、あろう事か顧問のH先生から「あんたもするんじゃないで」と忠告された。
そうこうしているうちに他の部活動が帰ってしまい、山岳部員だけが残った。
山岳部、掃除マメすぎるやろ。
そんな事を考えつつ、今日も高取山に登った。テスト終了後の登山はなかなかきつい。そう考えたら、通学路清掃って楽しいと思う。
神戸の街はきれいなようで結構汚い。どの部活動もたくさんのゴミを拾っていた。
あなたの住んでいるところは見えないところもきれいですか?
文章:69thはっしー